名刺はゴシック体など書体にもこだわって作る

名刺はビジネスの場では欠かせないアイテムと言えますが、それ以外の場面でも活用されることが多くなっています。情報を伝えることが重要な役割となっているので、それに合わせた形でデザインなどを選んでいく必要があるのです。

ゴシック体など、伝えたいことに合わせた書体を選んで作るという事の重要性や考えるべきポイントなどについて見ていきましょう。


第一印象を左右する名刺

名刺は、出会いのタイミングでやり取りすることが多いものです。自分を良く知っている人に対して渡すのであれば、それがどういった物であっても与える印象には大きな差が無いはずです。しかし、これから知り合っていくという人に対しては、自分のことを知ってもらう上で重要なアイテムとなりますし、それによって印象が大きく変わってくるという事もあり得るからです。

どのような情報を載せるか、どのような見た目にするかという事は、自分自身の身だしなみや言葉遣いなどに気を着けることと同じような効果があるということが言えます。第一印象をより良いものにするために、名刺をどのような形で作っていくかについては重要なこととなるのです。

デザインや見た目を選ぶ際には、それを受け取った人がどう感じるかという事を考えてみるようにしましょう。大切な場面で着ていく服を選ぶように、名刺についても考えてみるのです。会社などで一定のフォーマットが決まっていてそれしか選ぶことが出来ないという場合は仕方ありませんが、自分一人で選べるという場合には、自分をどのように演出していくかが重要なこととなります。

ぜひこうした視点を持って、どのような名刺にしていくのか、注文前にイメージをしておきたいところです。

フォントは見た目に大きな影響を与える

名刺に載せるものというと、何をどこまで載せるのかを重視することになります。限られたスペースで必要な情報を入れなければならないので、情報を絞り込んでいかなくてはなりません。本当はもっと自分の情報を伝えたいけれど、盛り込める情報は限られていてあきらめざるを得ない事もあるでしょう。

スペースや載せられる情報が少なく、限られた中でどのようなアピールができるかを考えると、デザインなどのちょっとした違いも利用していかなくてはならないのです。そこで重要性が高くなるのがフォントです。載せることが出来る文字数は同じであっても、そのフォントがどのようなものかによって、見た人が受ける印象が異なります。

女性的で美しい書体もありますし、男性的でしっかりした印象を与えるものもあります。それは見た人に無意識の中で印象付けるものとなりますから、自分の印象をコントロールするための一つの手段と言えるのです。それほどフォントに気を遣っていなかったという方も、名刺のデザインなどを考える際にはぜひこうしたフォント選びについて意識を向けてみましょう。

フォント選びで変わる印象

フォントにはいろいろなものがあります。大きく分けると明朝体、楷書体、ゴシック体といったものになりますが、それぞれ与える印象が変わってきます。明朝体は教科書や小説などで私たちになじみ深い書体です。見やすくて上品な印象になるのが特徴です。

きちんとした印象を与えたいときに向いているでしょう。また、ゴシック体ははっきりした線で構成されていて、力強さやポップな印象を演出できます。さらに、楷書体は習字できちんとした字を書くときのイメージで、和風のイメージを強調したいときにぴったりの形です。

大きく分けるとこのような形になりますが、それぞれに細かいデザインの違いがあります。ゴシック体などは特にデザインが豊富で、力強さを強調する物やポップさを強調するものなど、様々なものがあり、それぞれに魅力があるのです。

自分がどのようなイメージを伝えたいのかを決めた上で、どのフォントを使うかを選んでいきましょう。見本どおりではつまらないけれど、デザインに工夫をするとしても限界があるというときには、フォント選びで変化を付けていくという事も可能です。

横書き名刺ならゴシック体

最近は文書も横書きのものが多くなってきました。それに合わせて名刺も横向きに見るような形で印刷するというケースも出てきています。メールアドレスなど英数字が並ぶことが多い場合には、横書きのほうが見やすく、掲載しやすいメリットがあるのです。

日本語は縦書きされることが多いため、明朝体や楷書体は縦書きで綺麗に見えることが多いです。それに対してゴシック体は線の変化などが少ないため、横書きで利用すると見やすくなります。このように、縦書きか横書きかによっても選ぶものが異なってくるのです。

横書きの名刺を作ってみようと考えている方は、フォントを検討する際にゴシック体を中心に見ていくと適したものが見つかりやすくなります。はっきりした文字なので横書きの小さなスペースでも見やすく仕上げることが出来ます。

ゴシック体でしっくりこなかったら他のものを見てみるという形にすると選びやすいです。フォント選びで迷ったらぜひこうしたことを意識してみましょう。

実際に配置してチェックを

見本どおりに配置して注文するという形ではなく、実際に選んだ形でどう見えるのか、サンプルなどを見て、見た時の印象をチェックするようにしましょう。ちょっとフォントが違うだけで、全体の印象はもちろんですが、フォントを変えることで大きさが異なってしまうこともあり、文字の配置も微妙に異なってくることがあります。

実際にどうなるかという事は、本格的な印刷の前に見ておく必要があるのです。本格的に多くの枚数を印刷してしまうと作り直すのは大変ですから、ぜひ実際にどうなるかをチェックしてからにしましょう。

フォント以外のデザインとも組み合わせを考えて

名刺はフォントだけではなく、紙質や形、素材などでも変化を付けることが出来ます。そういった部分の形が変われば、それに合ったフォントにする必要がありますから、フォント選びの際にはそれ以外の要素とどのようにバランスをとるかという事も合わせて選んでいくようにしたいところです。

特に色が違うものなどは、色の合わせ方によって文字の見え方が異なります。はっきり見えにくいというときには、比較的はっきりと見えやすいゴシック体を使うなどして工夫をすると見やすくなることもあります。ぜひ全体のバランスを考えたフォント選びをしていきましょう。

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